セメスター留学は、春学期または秋学期の1学期間(最長2学期=1年まで可)を姉妹校や協定校など海外の学校で学び、そこで取得した単位を読み替え認定することで、卒業年度を遅らせることなく卒業できる制度を利用した留学です。留学中の授業料は本学と留学先の学校両方に納めることになりますが、申請を行うことで留学中の本学への学生納付金が減免されます。
セメスター留学に参加した学生の感想
●留学の経験を今後どのように活かしたいか
心理コミュニケーション学科【留学先:カナダ】
2023年4月〜2023年7月
留学中に様々な人と出会い話をする中で、多くの人が日本に関心を持っていることがわかりました。日本は島国であるために、海外にはない特色や文化に興味を持ち日本を訪れたいと、日本語の勉強をしている生徒に多く出会いました。私は大学の留学プログラムでカナダに留学する事ができ、多くのサポートを受けることが出来たけれど、一人で行ったために不安な気持ちがとても大きかったです。私のこの経験を元に、海外からの留学生や観光客のサポートをしたいと考えました。今でこそ、標識に英語の翻訳が表示されていたり、電車などの交通機関では英語でのアナウンスがあり、日本全体がグローバル化をしているけれど、まだまだサポートは厚くないように感じます。そのため、学内に限らず、ボランティア活動などを通じて、海外からの留学生や観光客に対してのサポート活動をしたいと考えます。
●セメスター留学を通して自分が成長したこと
文化学科※改組前の学科です【留学先:韓国】
2022年8月~2023年8月
文化やライフスタイルが違う環境で暮らす海外留学では、日本にいたときよりも初めてのことや大変なことが多くあった。留学当初は、韓国語での意思疎通が十分にできる状態ではなかったため、現地での苦労もあった。しかし、初対面の人に話しかけたり、自分自身で問題を対処したりすることで、自然と積極性や行動力が身についた。逆境への強さやバイタリティといった面で、困難なことや苦手なことなどの逆境に負けずに克服する努力や対処する方法を自分自身で模索し行っていく力はこれから社会で活かすことができる。こうした、課題や問題を自身の力で解決しようとすることは課題解決力にも繋がるだろう。 実際に韓国で体調が悪くなり、韓国の病院に行かなくてはならない状況になった時、まだ意思疎通が十分にできる状態ではなかった。そこで、自分なりに考え自身ができる最善の方法を選び解決した。トラブルが生じた時、状況を正確に判断・分析し、解決策を模索しながら自分自身で解決する必要がある。問題が起こった時にスムーズに対処できることは重要な力であり、この課題解決力は社会に出てからも重要視される力であり、留学を通して自身の成長にも繋がった。
留学先実績
参加の流れ
●単位
留学先で取得した単位を本学の単位として読み替えることが可能です。また、課題提出などの条件を満たせば下記の2単位(海外研修を含め最大2回まで)の申請が可能です。
初 回:大学「海外研修Ⅰ」2単位 / 短大「海外研修A」2単位
2回目:大学「海外研修Ⅱ」2単位 / 短大「海外研修B」2単位
●セメスター留学助成金
セメスター留学助成金は、セメスター留学の参加を奨励し異文化体験を通して幅広い視野と見識を持った人材育成のために行っています。
- ・現地校での成績や出席率、留学前後の語学試験の伸びなどを考慮し、基準を満たした該当者に留学費用の一部を助成する制度です。返済の義務はありません。
- ・支給は年度単位で行うため、支給時期は帰国した年の年度末になります。